先週のツリー・アンド・ツリー本郷真砂では、昔懐かしのおやつについてお話し下さったおじさま、おばさまをお招きし、お聞きしたおやつを子供たちで実際に調理し再現するワークショップを行いました。食について学びながらの多世代交流、とても暖かい空気に包まれた貴重な学習の場となりました。
強力粉と薄力粉の違いを実際に手でこねて実感したり、グルテンについて学んだりと、調理の過程では素材一つ一つについて立ち止まり、やり方が違うと味がこんなに変わるんだ、というのを実際に味見しながら確かめました。
NPO法人市民科学研究室さんによる次から次へと出てくる問いかけに対し、目の前で素材を使って実験、そして調理を進めていくので、子供たちはずっとハイテンション！日頃自分達が口にする現代のおやつの素材も確認しながら、「だらやき」の調理を成功させました。
一人一人、水分量や素材、調味料の入れ方はさまざま。なので出来上がった味も多種多様に。でも焼き立てのだらやき、「全部美味しい！」でした。また、特別に、おやつのお話をしてくださったおばさまの手によるだらやきも味見することができました。
ワクワクの顔をした子供たちをほほえましいまなざしで見るおじさま、おばさまの姿を目の当たりにしながら、食べ物を通してつながる豊かな人のつながりについて、とても大きな可能性を感じました。
企画くださいましたNPO法人市民科学研究室の皆様、ワークショップに同席くださいました東京大学関係者のみなさまに、心より感謝申し上げます！
